きずなづくりプロジェクト「絆レボリューション」きずなづくりの心得。妊娠期からの「きずな」づくりを始めましょう!!

産婦人科ドクターにインタビュー

「きずなづくり」について産婦人科ドクターにインタビュー。

サンタクルス流絆づくり

− 当院では、親子の「絆づくり」を
           とても大切にしています。 −
医療法人社団 サンタクルス 理事長 吉田 昌弘
医療法人社団 サンタクルス
理事長  吉田 昌弘
URL:http://santacruz.or.jp/

当院では、LDR室にて陣痛、分娩、回復までお過ごし頂いています。
従来の手術室のような冷たいイメージではなく、まるでご自宅と同じような雰囲気の中で、お産に挑んで頂くことで妊婦さんはもちろん、立ち会うご家族にもリラックスして頂ける環境作りを目指しています。


そのリラックスして頂ける環境も、全ては「お産」に集中してもらうためです。
正常に経過した分娩ではお父さんに、お母さんと赤ちゃんを結ぶさい帯をカットして頂くことで、陣痛時の励ましだけでなく、「お産」というものに深く関わって頂いております。
そうすることで、お父さんとしての自覚も自然と芽生えてきます。
それこそが父と子の「絆づくり」の第1歩ではないでしょうか。

お母さんには妊娠中から親子の絆づくりを大切にして頂いています。
お腹の中の赤ちゃんに話しかけたり、一緒に音楽を聴いたりと、日常生活から常にお腹の中の赤ちゃんのことを意識して過ごして頂くことで、妊娠中から深い親子の絆を作ることが出来ます。
また、出産後にはカンガルーケアを取り入れることでさらに母と子の絆をしっかりと感じ、深めて頂きます。
カンガルーケアとは、赤ちゃんが産まれてすぐにママの素肌の胸の中で抱きしめて、温めながら育てるというものです。
近年、ママと赤ちゃんの絆を深めるためにお互いの触れ合いが大切と考えられています。

特に出生後2時間はママの母性愛が大きく膨らむ貴重な時間と言われており、赤ちゃんの出生後ママと離れる時に感じる恐怖感や不安感を和らげ安心させることができます。

呼吸の安定や低体温・悪い細菌からの感染を予防するなど、赤ちゃんの健康面にも良い効果があり、当院ではこのカンガルーケアを通して母と子の「絆づくり」というものに大変重点をおいております。

是非、出産の際には自分なりの「絆づくり」について考えてみて下さいね。
そうすればきっと赤ちゃんにも、想いが伝わります。

取材/文章 石井 結衣(Eu-D)

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