きずなづくりプロジェクト「絆レボリューション」きずなづくりの心得。妊娠期からの「きずな」づくりを始めましょう!!

メリットがいっぱい!「胎児コミュニケーション」

おなかの赤ちゃんを意識して双方向のコミュニケーションを。

妊娠期に胎内でつくられた「きずな」は、出生後に十数年かけてつくる「きずな」と同じほど深く濃いのです。

妊娠中からお母さまがまずは話しかけることで、赤ちゃんは外の世界を少しずつ感じ、「きずな」を育んでいきます。胎内での「きずな」とは、自動的に出来上がるものではありません。「きずな」を形成するために必要なのは、胎児に対するお母さまの「愛情と理解」です。そしてそれは必ず双方向(コミュニケーション)でなければなりません。生まれくる赤ちゃんに、この世に生まれることは素晴らしい!ということを、妊娠期から伝えてあげてください。

胎内で「きずな」をしっかりと結べた赤ちゃんは、出生後もかしこく落ち着きがあります。

妊娠期、お母さまとしっかりコミュニケーションをしているおなかの赤ちゃんは、お母さまと意思疎通できることを知っているために出生後もとても落ち着きがあります。
おなかの赤ちゃんもお母さんにたくさんサインを送っているのだけれど伝わっていない・・・となると育児が大変になってしまうのも理解できますね。
「胎児コミュニケーション」をとってきた親子は、直観的にお互いを理解しあうことができるため、出生後も多くの方々が子育てが楽であると言います。

お母さまが見ているものを、おなかの赤ちゃんは見ています。

胎内ではお母さまとおなかの赤ちゃんとの意識がオーバーラップしているといいます。
じつはこれこそが「胎児コミュニケーション」にとって一番大切な要素なのです。
一方的にお父さまがおなかの赤ちゃんに語りかけても「胎児コミュニケーション」にはなりません。おなかの赤ちゃんを意識して、そして感じながら語りかけることが何よりも重要なのです。

音楽の効果

音楽を聴かせてあげることは、脳の情緒をつかさどる右脳の活性化につながります。
ポイントはお母さまも一緒に“聴く”こと。これが秘訣です。お母さまが音楽に耳を傾けて右脳を使うことにより、おなかの赤ちゃんの右脳も発達するからです。
お母さま自身もよいメロディを聴いてリラックスすると、血液中のストレスホルモンが減少してお母さんもおなかの赤ちゃんもリラックスしてとても良い環境になります。
また、子宮の中で音楽を聴いた子どもは、聴いていなかった子どもに比べて集中力があり、発音や発声が明瞭になると言われています。

言語能力の発達のカギは胎児期に!

お母さまの胎内で聞いた言葉は、発音や方言などを含めた“話し方”の元になります。
最近の研究によれば、胎児の脳細胞は脳が急速に発達する妊娠6か月以降、とくに外部の音に反応して成長して、この期間に脳は言語の音に反応し、言葉の音のパターンを習得していくと言われています。
つまり、妊娠期のおなかの赤ちゃんは言語のあらゆる音を聞き分ける基礎を身につけるということなのです。日本語はもとより外国語などもたくさん聞かせてあげてください。素晴らしい「きずなづくり」につながります。

生後すぐにお母さまを見つめます。

妊娠期から「胎児コミュニケーション」していた赤ちゃんは、生まれてすぐに目を開いてじっとお母さまを見つめ、お父さまが声をかけると声のする方を見ます。
親子の「きずな」を深めるのに最も大切とされる新生児覚醒期(※)に、お母さまとお父さまをしっかりと認めて「きずなづくり」を深めるのです。「妊娠期からのきずなづくり」の総仕上げが「カンガルーケア」です。
妊娠期からの「胎児コミュニケーション」で培われた「きずな」は一生消えることがありません。とても密度の濃い、深いものとなるのです。


(※)赤ちゃんの意識は出産後すぐ“泣き”と“まどろみ”の時期を迎えます。そして(10分)ほどたつと新生児覚醒期という時間が訪れます。これが(約20分)続くといいます。この時間に皮膚と皮膚の接触をすると母子の深い「きずな」が順調にスタートできるといわれており、学術的にも明らかにされています。

「胎児コミュニケーション」は、「心のきずなづくり」の基本です。ページトップへページトップへ