きずなづくりプロジェクト「絆レボリューション」きずなづくりの心得。妊娠期からの「きずな」づくりを始めましょう!!

産婦人科ドクターにインタビュー

「きずなづくり」について産婦人科ドクターにインタビュー。

カウンセリングで伝える絆サポート!

宮川医院産婦人科院長宮川智幸先生
宮川医院産婦人科
院長 宮川智幸
URL:http://www.babys-net.com/miyakawa-obgyn/

絆アンバサダー大使で母子の絆を大切にされている、
神奈川県藤沢市にある宮川医院産婦人科の院長 宮川智幸先生にお話をお伺いしてきました。

外来診療ではカウンセリングを大切にされているとお聞きしましたが何か、秘訣は有るのでしょうか?
そうですね。まず、妊婦健診の時には、自己管理について多少厳しく指導する場合があるかもしれませんが、一番はお母さんに自然分娩で元気な赤ちゃんを産んでもらいたいというこちらの願いを込め、健康管理について十分にお話させて頂いております。 体重コントロールはあまり厳しく指導しておりませんが、運動不足に対しては頑張って体を動かしてもらえるようにお話しています。
最近は、体重が増えない妊婦さんが問題になっております。
当院の助産師も出産を経験したスタッフが在籍しておりますので、診療をお待ち頂く時にたまに質問されると伺っています。体を無理なく動かす為のアドバイスとして、「3時間歩いてスクワット」という目標を立てて頂き、出産までには極力歩く事をお伝えしております。
「3時間」と聞くと驚かれたりされますが、自宅からショッピングセンターまで歩き、店内でも多々歩かれると思いますから、普段の生活スタイルに合わせて過ごす事ができます。
それ以外、女性に関わる全てのサポートとして、遺伝・不妊・避妊カウンセリングを始め、更年期の方まで幅広い世代の女性診療を行っております。
また、ご自身だけではなく、ご主人様やご家族の方も一緒にカウンセリングを受診できるよう配慮させて頂いております。
教室開催にはどのような取り組みをされているのですか?
妊婦様にはマタニティーヨガ・マタニティフラ・カイロプラクティスを実施致しております。出産時にはアロマテラピーで緊張を取り除き、リラックスして自分らしいスタイルで出産していただいております。
集団でのファミリークラスも行っていますが、マンツーマン指導が中心で、当院助産師が親身になってお答えさせて頂いているかと思います。
産後にはベビーマッサージやアロママッサージ・母乳外来・産後ヨガが有るので、退院後の気分転換やお友達作りの場にもなっております。 小児科も併設されておりますので、長い期間安心してお越し頂いておりますね。
母乳哺育に力を入れられているそうですが、主に行っている指導は何ですか?
他院と違い入院期間が短かいですので、出産後すぐからのカンガルーケアの取り入れを積極的に行い、24時間母子同室を行っております。そうする事で赤ちゃんとお母さんの絆を守る事が出来ると感じております。
赤ちゃんはお母さんの匂いを常にそばで感じ取りますから、安心しますね。
授乳や赤ちゃんのお世話にもすぐに慣れますが、わからない事はスタッフが随時教えておりますので、最初の1日・2日は戸惑いも多いですが、すぐに無くなりますよ。
一人一人が赤ちゃんと向き合える時間を大切にし、離れる事が有りませんので、IDバンドも着用しておりません。
母乳が出にくい方もマッサージで十分出てきますので、退院するころには自信を持って母乳育児が出来るかと思います。
また、退院後も個別に母乳育児相談を行っています。
皆さん自然とお母さんらしい表情が出てくるようになってきますね。
ありがとうございました。
最後に院長先生からお産に対するメッセージを頂けますか。
診療は全てカウンセリングを大切に、一人一人のニードに沿ったお産が出来るよう、お手伝いさせて頂いておりますが、医療行為も極力無い様に心がけ、お母さんが自身の力を十分に発揮出来るよう、そして医師の指導のままではなく、お母さん自身も考え納得のいくお産のお手伝いが出来るようサポートしたいと感じております。
また、退院後もお母さんが困った際には、小さな事でもかまいませんので安心してお話して頂けると嬉しいですね。

取材/文章 小滝由香里(Eu-D)

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