きずなづくりプロジェクト「絆レボリューション」きずなづくりの心得。妊娠期からの「きずな」づくりを始めましょう!!

産婦人科ドクターにインタビュー

「きずなづくり」について産婦人科ドクターにインタビュー。

毎日のスキンシップが家族の絆づくりのカギ!

院長川北寛志
川北レイクサイドクリニック
院長  川北 寛志
URL:http://www.kawakita-lakeside.com/
川北レイクサイドクリニックのお産方法について
教えてください。
基本的には自然分娩で無駄な医療介助をしないという方針でやっています。
少しでも陣痛があれば無駄に陣痛促進はしないとかね。
でも妊婦さんによって状態や体調が違いますから、その人に合わせて必要最低限のお手伝いはしています。
けっこう患者さまの方が口コミなんかで当院のお産方法をある程度知って来て下さっているので、みなさんの理解があるのもありがたいですね。

ベビーマッサージが大変人気とお聞きしましたが、その理由は何でしょうか。
ベビーマッサージ本当にベビーマッサージは好評ですね。
効果としてはスキンシップの時間が増えますし、赤ちゃんが訴えていたことで今までは分からなかったことが分かるようになると思います。
最近では核家族化でご主人と赤ちゃんの3人家族という人たちが多いでしょう。
だから赤ちゃんを触るのも初めてという人も多いんですよ。
おばあちゃんやお姉さんがいてアドバイスしてくれる人がいれば良いんですけど。
やっぱり赤ちゃんが泣いていてもあやし方が分からないとか最近は多いですね。
それまで赤ちゃんの抱っこの仕方も分からなかった新米ママも、ベビーマッサージを通してお母さんらしくなっていきますよ。
赤ちゃんが泣いていてもなんで泣いているのか分かるようになるし、ベビーマッサージであやしているうちに抱き方も上手になっていきますね。スキンシップを取ることでお母さんの顔にだんだんなっていくんですね。
他にお教室を開催されていますか。
外観写真妊婦教室を2回開催しているのですが、特に後期は両親教室にしています。ご主人にも一緒に呼吸法や、分娩時の介助の方法を学んで頂いています。
陣痛や分娩でつらいお母さんの横で、ご主人がしてあげられることは多くはないんですが、「手当て」をしてあげるだけでお母さんの支えになるんですね。どうしても見ていることしかできないんですが、いたわってあげてスキンシップを取る、本当に「手を当てる」だけでね、良いんです。お母さんの辛さや痛みを理解してあげて寄り添ってあげる。一緒にお産に取り組むことで、これから生まれてくる赤ちゃんを含めて家族の絆が強くなっていくきっかけになりますよ。まずはご夫婦の絆を強くして赤ちゃんを産んで頂きたいですからね。
家族の絆を強めるためにはどんなことが大切でしょうか。
分娩台とにかく四六時中赤ちゃんのことを考えてあげるようにしてください。
妊娠中も産後も日常的に赤ちゃんに話しかけてあげたり、お腹をさすってあげたり、スキンシップを取ってあげれば自然と赤ちゃんとの絆は深まっていくと思いますよ。

取材/文章 谷 結実(Eu-D)

>> インタビュートップへ戻る

とても大切な「きずなづくり」は、妊娠した時からが重要なのです。AngelAidページトップへ