きずなづくりプロジェクト「絆レボリューション」きずなづくりの心得。妊娠期からの「きずな」づくりを始めましょう!!

産婦人科ドクター連載コーナー

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第3回:ベビーパウダー

大門医院 副院長 大門美智子
大門医院
副院長  大門美智子
URL:大門医院
http://www.daimon-cl.com
KAF
http://aroma-kansai.org

暑い毎日です。
こんな年はてきめんにあせもの赤ちゃんが多くなります。
ベビーパウダーの作り方を質問されました。

作用としては微細な粒子による毛細管現象で水分を吸い上げ、澱粉(コーンスターチ)によって湿度を適度に保ち、滑石(タルク)によって皮膚表面を滑らかにする。

決して乾燥させるわけではなく、皮膚同士の摩擦を少なくすることによって、あせもをできにくくする。

1987年7月、ベビーパウダーの原料である滑石に不純物としてアスベストが混入していたという事件がありました。
労働省産業医学総合研究所(当時)の調査によって、
11社19製品のうち5社5製品に関してアスベストの混入が認められた。
現在においては、厚生労働省の定めた不純物混入試験を経た滑石以外は原料として使用することが許されていません。

皮膚を乾燥させるには、確かに便利なものです。
上記事件があってからは、あまりベビーパウダーは使われなくなりました。
―Aromatherapy for the healthy child より

1オンス(28.3g)の葛粉
1オンス(28.3g)のコーンスターチ
2滴の 精油(ラベンダー、ゼラニウム、プチグレンなど)


上記をブレンダーにかけて、乾燥させた後、タルカムパウダーのように使用する。
ナチュラル志向のお母さんには簡単に作れて良い方法ですね。

葛粉とコーンスターチは手作り化粧品に欠かせないものでもありますから、
アロマショップで販売していたりします。

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